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2017-06-10

玲子ママ、あの晩

「乳房への愛撫と同じだった。どれほど試してみても、その感覚を甦らせることは出来なかった。
そう、そのときにも怜子はその言葉を口にしたのだった。“どうして?”と。いまとは逆の意味をこめて。
深夜の寝室で、ひとり寝のベッドの上で。もどかしさに啜り泣きながら。」

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若いかつての情人は、いまや娘婿となって同居していた。
忘れようがないあのすさまじい精力は、いますべて、娘に注がれており―
毎週毎週。若い夫婦はそんな行為の余韻をあてつけるように振舞い。
そのもどかしさ。
嫌が応にも、自らの記憶を呼び起こされて。
やがて自然と湧き立つ身体の疼きに耐えかねて
また深夜も、息子の隣室のベッドで、ひとり声を抑えてのたうつ。
懐かしく、眩暈のするような狂おしいあの感覚をまた、味わいたくて。
何度も何度も。自ら試しても、焦燥に身が炙られるだけ―
また今夜も不完全なもので―そんなみじめな慰め行為の粗息が収まると
上気しきった玲子の瞳から、やがて汗とは違う熱いものがつと頬をつたい、しわくちゃのシーツにしみをつくった―






・・・・・・・・・・・・・・・・・
ふぉおおおお~!!!
啜り泣いてたんだ~~、あの玲子ママが~陰で~~!!

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